(※この記事は100%僕の独断と偏見によるものです)
これから何回かは慶應義塾大学の学部別対策法について書いていこうと思います。
今回は文学部です。
この文学部なのですが、
僕個人的には慶應の学部の中で
「「「圧倒的に簡単」」」
だと思っています。
「学部どこでも良いからとにかく慶應に入りたい!」という方がもしいましたら、文学部に照準を合わせると最も可能性が高くなるでしょう。
という話はさておき。
ここから各科目の対策法を書いていきます。
※僕は世界史選択だったので歴史は世界史についてしか書けません。
------------------------------------------------------
【英語】
・辞書使用可
・試験時間120分
・記述あり
・和文英訳あり
と少し変わった形式です。
「辞書を使えるということはそれだけ難しい単語ばっかりの読みづらい文章が出るに違いない…」
と思う人もいるでしょう。
そんなことはないです。
慶應文学部の英語は難しくないです。
単語レベルもそこまで高くはないですし、
問題文の抽象度もそこまで高くないです。
普通に英語が読めれば普通に解ける設問がほとんどです。
では、どう対策をすれば良いのか。
〈大前提〉
早慶レベルの単語・文法
これを身に付けた上で、
・英文をじっくり読み内容を正確に理解する意識
・パラグラフ毎に内容を整理する意識
・文章の大枠を捉える意識
こういった意識を持ちながら英文を読む習慣を付けていくと良いと思います。
正直に言ってしまうと、
慶文のための特別な対策は必要ありません。
慶應文学部の英語は重箱の隅をつつくような細かいことは問うてきません。
トリッキーな設問もありません。
それでいて時間はたっぷりあります。
落ち着いて内容理解できれば合格点に届くはずです。
一つだけ少し変わった設問として、
和文英訳があります。
これに苦手意識を持っている人も少なくないことでしょう。
しかし、これもそこまで難しく考える必要はありません。
完璧な回答だとは言いませんが、合格基準には達していると思います。
書いている英文はかなり簡単だと思いませんか?
コツとしては、
・和文和訳(難しめの日本語を意味を変えずに簡単な日本語にする)
・長い文章は途中で切る
・「〜だが」が逆接かどうかを意識する
ここら辺があると思います。
難しい単語や構文を使う必要はありません。
設問に沿った回答であればどんなに簡単な単語・表現しか使っていないとしても減点しようがないからです。
英語対策に関しては大体こんな感じでしょうか。
世界史に移りましょう。
【世界史】
慶應文学部の世界史対策に最も有効なものは何だと思いますか?
それは
山川の世界史用語集です。
慶應文学部の世界史対策は非常にシンプルです。
やることは2つだけ!
・通史を一通りさらう。
・山川の用語集に載っている用語を全部覚える
たったこれだけです。
用語集掲載用語を全部覚えるのは必須です。
頻度①の用語も含め絶対に全部覚えてください。
複雑な横の繋がり(同時代に別の地域ではどんなことが起こっていたか)や、マニアックな歴史的背景などは分からなくても解けます。
僕のオススメの勉強法はこれです。
1. もぎせか(茂木誠先生の世界史勉強サイト)の授業を全部聞く
2. もぎせかのプリントをダウンロード、プリントアウト
3. もぎせかの授業を聞きながらプリントを埋める。
4. 用語集を開き、もぎせかプリントに載ってない用語をマーカーでチェック。覚える。
5. 山川世界史一問一答アプリを課金して購入。ひたすらやり込む。
6. 念のため用語集を通読。覚えていない用語がないようにする。
もぎせかのリンク: https://www.mogiseka.com/
こんな感じです。
僕はこの勉強法で本番の世界史で82/100点取れました。
ちょっとめんどくさいですが、用語集1冊覚えるだけで日本トップクラスの大学の合格点が取れると考えると安いはずです。
また、茂木先生の授業はめちゃくちゃ面白いので勉強というより娯楽の感覚で聞くことができます。
何より、お金がかかりません。
次は、小論文です。
【小論文】
ほぼ勉強しなくていいです。
入試科目で最も高得点獲得の再現性の低い科目が小論文だと僕は思っています。
小論文でワンチャン逆転を狙うのはあまり賢くありません。
英語と歴史で合格点に近い点数をとり、
小論文でコケても受かるようにしましょう。
一応、大コケしないためのコツを書いておきます。
・意味の通る文章を書く(まともな論理展開をする)
・読みやすい文章を書く(具体例などを交える)
・文字数を稼ぐ(950/1000字以上書けると安心)
これだけです。
小論文で見られているのは、
・論理展開力
・文章構成力
だと思っています。
未成年の意見にそこまで画期的で優れたものは多くないでしょうし、そもそも「間違った考え」というものは基本的に存在しないと僕は思います。
少なくとも採点者が「この考えは間違っているから減点」とするのはまずないんじゃないでしょうか。
となると、
読みやすくて筋が通った文章
が書ければ最低限以上の点数が取れるはずです。
ここにあまりリソースを割かず、
過去問を2回くらいやってみて学校の現国の先生に添削してもらうくらいで良いと思います。
これならかかるお金は0円で済みます。
------------------------------------------------------
以上です!
誤解を恐れずに言いますが、
慶應文学部は簡単です!
本当です。マジです。
ただ、慶應の三田学部の中で実力のない人が運良く受かる可能性が最も低いのも文学部だと思います。